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COLUMN

掃除・洗濯・料理の手間を減らす!日常の家事を楽にする家づくりのポイントとは

住宅のデザインや間取りは、家としての満足感を高めるためには重要な要素です。
しかし、住宅のデザインが日々の家事を手伝ってくれるわけではありません。マイホームは何十年も暮らしていく場所なので、「どれだけ楽に家事をこなせる家にするか」を考えた家づくりをするのがおすすめです。

今回は、特に面倒だと感じる方の多い家事、

・風呂掃除
・部屋掃除
・洗濯
・料理と後片付け

それぞれをより楽にこなせる家づくりのポイントをご紹介します。

家事が面倒になるタイミングは?

「一人暮らしをしていて、一通り家事ができるから家事が面倒になる心配なんてない」
「結婚生活が始まったけれど家事はしっかりできているし、そんなに手間を感じていない」
と思っている方もいらっしゃるのでは?

しかし、年齢を重ねると体力も落ちて疲れやすくなりますし、昇進したり部下ができたりすれば仕事のストレスも増大します。

また結婚してお子さんが生まれた後、赤ちゃんの夜泣きで眠れない、資格の勉強など家でほかにやることがあって家事をしている時間をなかなか取れないといった事情が積み重なると、誰しも家事をするのが面倒になってしまうのです。

とはいえ、誰かが家事をしないと家の中は散らかったままですし、家族の料理や洗濯物はなくなりません。

どれだけ疲れていても生活するために家事をする必要があるからこそ、「必要最小限の体力や動作で、楽に家事できる家づくり」をする必要があるのです。

特に面倒と感じる家事は?

一般的に、多くの人が以下の家事を面倒に感じています。

・風呂掃除
・部屋掃除
・洗濯
・料理と後片付け

水垢やボディーソープなど、中腰になったりしゃがみこんだりして細かい部分まできれいにする風呂掃除は、体力を消耗する不人気家事の代表格。
また、室内に荷物が増えてきたり、部屋数が多くなったりすると、部屋の掃除も面倒になってきます。

洗濯はいうまでもなく重労働ですし、お子さんが大きくなってくれば体操服や部活の服など汚れや臭いの強い洗濯物が増えるので、洗濯回数も急上昇。

何より、冷蔵庫の在庫やスーパーの特売品、家族の好き嫌いに調理の手間など考えることの多い料理と後片付けは、疲れ切った体ではやりたくないと感じる人が多いです。

風呂掃除を楽にするポイント

風呂掃除を楽にしたい場合は、汚れがつきにくく流すだけできれいになる浴槽や床材・壁を選びましょう。

防汚機能の高い素材を使えば、日々の風呂掃除にあてる時間を短縮することができます。
短時間でさっと風呂掃除をすませることができれば、体力的にも大きな負担になりません。

また、湿気や温度の関係上、浴室はカビが生えやすい場所です。
カビ対策として有効なのは、物理的に室内を乾燥させてしまうことなので、浴室を長持ちさせたい場合は浴室暖房乾燥機等の設備を導入すると良いでしょう。

浴室暖房があれば冬場のヒートショックも予防できますし、梅雨時でも洗濯物を乾かすことができます。

部屋掃除を楽にするポイント

部屋掃除を楽にするポイントは、

・気が向いたときすぐに掃除機や掃除用具を手に取れるよう収納を設置する
・掃除の邪魔になる段差・壁・ドアなどをできるだけ少なくする
・室内に置く家具を減らすために造作の家具や収納をつくっておく

ことです。

高性能で軽量な掃除機を持っていても、掃除をするたびにリビングから離れた部屋に置いてある掃除を取りにいくような構造だと、掃除のやる気が出てきません。

高くて良い掃除機を1台購入するよりも、小型のモップや掃除機を収納できるスペースをリビングや廊下などに複数用意し、安い掃除機を何台も置いたほうが気軽に掃除できるでしょう。

また、段差や部屋の仕切りなどが多いと、部屋から部屋への移動が面倒になってしまいます。
1階部分は仕切りを外して大空間のリビングにするなどの工夫を行い、思い立ったとき一気に掃除できる空間づくりを心がけましょう。

洗濯を楽にするポイント

毎日の洗濯を楽にする最大のポイントは、洗濯機から洗濯物を干す場所まで、最短経路で移動できるように家事動線を考えることです。

たとえば、1階の洗面所に洗濯機を置き、重たい洗濯物を抱えて2階のベランダまで干しにいくような構造だと、階段の上り下りだけで憂鬱になってしまいます。

目隠しつきの庭に洗濯物を干すスペースを用意し、洗濯機から直線で干す場所まで移動できるようにすれば、体の疲労も精神的な面倒さも軽減できるでしょう。

また、洗面所のすぐ近くにサンルームを用意したり、浴室暖房乾燥機を使って洗濯物をその場で干したりできるようにする方法もあります。

料理と後片付け(食器洗い)を楽にするポイント

いわゆる「名前のない家事」と呼ばれるメニューづくりなどは、残念ながら住宅の構造でフォローするのが難しい部分です。

ただ、シンクやコンロ、冷蔵庫、ゴミ箱に食器棚等の配置を工夫すれば、料理や後片付けの効率を上げることができます。

また、機械で代用できる作業があれば、できるだけ機械に頼ってしまうのもおすすめです。
面倒な洗い物は、食器乾燥機に任せましょう。

コンセントの位置・数とWi-Fi環境の構築に力を入れれば、材料を放り込むだけで料理をしてくれる自動調理器を設置することも可能です。

まとめ

疲れていても面倒でも、誰かが家事をする必要があります。
マイホームは日々の疲れやストレスを癒やし、楽しく生活するための場所。

いまは問題を感じていなくても、将来的に環境や自分の体調が変化し、家事を面倒に感じるようになってしまう可能性もあるので、注文住宅を建てるなら家事を楽にする工夫を最大限に詰め込みましょう。

家事の負担を楽にしてくれる工夫は、今回ご紹介したもの以外にもたくさんあります。
家づくりのポイントを知りたい方は、ぜひ一度、ダイアリィズへお問い合わせください。

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