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COLUMN

2階リビングは何が良い?1階リビングと比較する2階リビングの魅力!

予算の範囲内で、ありとあらゆる希望を実現できるのが、完全自由設計の強みです。
ただし、自由度が高すぎてかえって間取りに悩んでしまう人も少なくありません。

特に最近、注目を集めているのが、

・1階リビングよりも日当たりが良く眺めも良い
・目隠しをすれば外からの視線も気にならない
・耐荷重を気にしなくても良いため広々としたリビングを作れる

といったメリットを持つ2階リビングの導入です。

明るさや眺望を重視する方から人気のある2階リビングですが、リビングを1階と2階どちらに作った方が生活にマッチするのかは、ご家族の特徴や立地によって変わってきます。

そこで今回は、注文住宅によくあるお悩みのひとつ、「リビングは1階と2階のどちらに作るべきなのか」にお答えします。

1階にリビングを作るメリット

・1階にリビングを作るメリット:家事動線をまとめて家事を楽にできる

リビングを1階に作る最大のメリットは、「家事動線をコンパクトにまとめやすい」ことです。

1階リビングの住宅は、キッチンや浴室、洗面所なども1階に作ることが多くなります。
玄関とリビングが近くにあれば、食べ物をたくさん買い込んでも、リビングを経由してスムーズにキッチンへと荷物を収納できて便利です。
キッチン・浴室・洗面所の距離が近いと、洗濯の合間に料理の準備や洗い物を片付けられます。

また、庭で洗濯物を干すような間取りなら、リビングから庭へ出られるように家事動線を整えておけば、重たい洗濯物の持ち運びも必要最低限ですむでしょう。

・1階にリビングを作るメリット:家庭菜園や来客対応も楽

1階にリビングがあると、直接庭に出られるので家庭菜園などで庭の活用もしやすくなります。

玄関との距離が近く、来客があったときすぐに対応できるのも大きなメリット。
夫婦のご両親や友人知人がよくやってくるご家庭や、ネットショッピング等を利用していて週に何度も荷物が届くご家庭なら、1階にリビングを置いた方が便利でしょう。

1階にリビングを作るデメリット

・1階にリビングを作るデメリット:日当たりがあまり良くない

注文住宅の1階部分は、日陰になりやすく日当たりがあまり良くないのがデメリットです。

採光をしっかりと考えて設計しないと、天気の良い日でもリビングでは常に照明をつけることになってしまいます。

・1階にリビングを作るデメリット:リビングが外から見えてしまう

また、大きな窓があると家の中が丸見えになってしまうため、リビングの窓をあまり大きくできない点もデメリット。

せっかく大きな窓をつけたのに、通行人や隣人の視線が気になるからと、カーテンを閉め切って生活しているというご家庭も少なくありません。

1階のリビングは、隣家や家に面している道路との位置関係を考慮して、リビングや窓の向きを設計する必要があります。

2階にリビングを作るメリット

・2階にリビングを作るメリット:日当たりが良く外の景色も楽しめる

2階にリビングを作る最も大きなメリットは、抜群の日当たりです。
1階に比べて高さがある分、2階のリビングには日光も風もたっぷりと入ってきます。

明るいリビングで過ごしたい、リビングに大きな窓を使って外の景色を楽しみたいというご家族におすすめの間取りです。

・2階にリビングを作るメリット:外からの視線が気にならない

2階リビングに目隠し目的のバルコニーを作ってしまえば、中の様子が外から見える心配はありません。

1階リビングの住まいでは、窓の外に隣家や道路があってカーテンを閉めっぱなしにしてしまうご家庭も多いので、開放的な気分で生活したい場合は2階リビングがおすすめです。

・2階にリビングを作るメリット:広々としたリビングを作成可能

2階リビングは、1階リビングよりも高く広く作れます。

2階リビングだと上には屋根しかないため、柱や耐力壁が少なくても強度や耐震性に問題が出にくいです。
天井を高くしたり、ロフトを設けたり、壁のないワンフロアのリビングを作ったりできるため、リビングの広さを重視する場合は2階リビングを採用しましょう。

・2階にリビングを作るメリット:1階部分が頑丈になる

2階リビングは、寝室や浴室などプライベートな空間の多くを1階にまとめることになります。

1階に個室が増えると、その分、柱や耐力壁の数も増えるので、結果として1階部分に空洞が減って頑丈になるのです。

2階にリビングを作るデメリット

・2階にリビングを作るデメリット:間取りによっては2階の家族のコミュニケーションが減ってしまう

2階にリビングを持ってきた場合、多くの住宅では、2階がリビングだけになり、そのほかの部屋は1階に配置することになります。
そうなると、日当たりの良くない1階に寝室や子供部屋などのプラベートなスペースをまとめることになってしまいます。

・2階にリビングを作るデメリット:家族の帰宅に気づきづらい

玄関からリビングまでが遠くなるため、間取りを工夫しておかないと、子供が帰ってきても気づいてあげられなかったり、玄関から子供部屋へ直行してしまい親子の会話が減ったりしやすくなる可能性があります。

・2階にリビングを作るデメリット::階段の上り下りが大変

1階と2階を行き来が増える分、階段の移動で疲れやすいのもデメリットです。

老後になると足腰が弱ってしまうため、介護用のエレベーターや階段昇降機などを後付できるように設計しておくことをおすすめします。

・2階にリビングを作るデメリット:庭を活用したい場合は不便

2階リビングの住宅は、家にいる時間のほとんどを2階で過ごすことになるため、1階に下りる機会が少なくなります。

ある程度広い庭があり、家庭菜園やガーデニングを楽しみたい、天気の良い日には食事やお茶を外でとりたいと考えているなら、庭との行き来がしやすい1階リビングを選んだ方が良いでしょう。

ただ、バルコニーを作って庭代わりに使うという解決法もあります。

2階リビングが向いている方はこんな方

2階リビングにも、メリットとデメリットがあります。
どんな人でも2階リビングにした方が良いというわけではありません。

・暗いリビングで過ごすのが嫌だ
・家族が自然と集まってくるような居心地の良いリビングを作りたい
・庭を作る予定がない・狭小地で庭を確保できない
・位置関係の問題で1階リビングだと気軽にカーテンや窓を開けられない
・景観が抜群の立地なので家にいるときも常に外の景色を楽しみたい
・吹き抜けやロフトに興味がある
・1階部分の耐震性を高めたい

といった人は、1階リビングよりも2階リビングを選んだ方が満足できるでしょう。

2階リビングの強みは、リビングの明るさと居心地の良さ。
居心地の良いリビングを作れば、自然と家族が集まってきて会話も増えるので、家族のだんらんを大切にしたい人にも向いています。

ただし、2階リビングの欠点をできるだけ解消するためには、リビング以外の間取りや設備の工夫が必要です。
実績や能力の不足している不動産会社に依頼すると、2階リビングの悪いところだけを強調した住まいに仕上がってしまうので、気をつけましょう。

1階リビングよりも特殊な構造だからこそ、2階リビングにするなら不動産会社選びが重要です。

まとめ

リビングを1階に置いた方が暮らしやすいのか、それとも2階に置いた方が快適なのかは、家を建てる場所や周囲の環境、好みによって分かれます。
どちらの間取りにも、それぞれ良い部分と良くない部分が存在します。

自分たちの生活にはどちらのリビングをどの階に設置するべきなのかは、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで考えていく必要があります。

当社は伊豆の工務店として50年の経験と1,300棟を超える実績を持っております。
豊富な経験・実績から、お客様にもっとも適した間取りのご提案をさせていただきますので、お悩みの方はぜひ一度ダイアリィズへお越しください。

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